戦史の探求

戦史の情報を整理し探求するサイトです。 古今東西の全てを対象とし、特に戦況図や作戦図に着目しながら戦略・作戦・戦術について思索します。

We maneuver in order to bring fire on the enemy.
We bring fire on the enemy so that we can maneuver.
One should not happen—indeed could not happen—without the other.

US Army retired COL James McDonough, (1993), "The Operational Art: Quo Vadis?"

【 正面攻撃の分析】 

1-1. 概説


 正面攻撃 ( Frontal Assault ) とは「敵にとっての」正面に対する攻撃を意味します。
Maneuver-1_正面攻撃

 一見工夫が無いと感じてしまうかもしれませんが、この戦闘形態はシンプルであるが故に深い思索を必要とするものです。指揮官は必ず正面攻撃について悩まされることとなるでしょう。

続きを読む


______________________________
[目的]


本サイトは戦史を探求するため、知見の検討や保管を目的とし作成しました。

軍事論理原則の説明は行いますが、それらは基礎的な前提として実際にその論理がどう遂行されたかに着目していきます。特に戦況図/作戦図を中心として戦例の考察をすることを目標とします。

また情報共有も目的としています。
戦史記事、論文、著作を閲覧者の方から紹介していただけたら大変感謝致します。

戦史に関する情報や記事に対する考えがありましたらご意見お寄せください。

編纂者ツイッター
https://twitter.com/noitarepootra

2018/02/08
戦史の探求編纂者
_____________________________________

[軍事行動の解釈における方針]

 
 基本的にどの将校、指揮官に対してもまず「優れている」という敬意を以て分析に望みます。
 一概に愚鈍な将校だと断定しその全ての行為を馬鹿げた間違いだと考えることは決してしません。
 結果的に誤った行動をしていても取り巻いた背景や相手との駆け引きを考えながら解釈します。

 もちろん全史の軍人が皆優秀だとは限らず時に救いようのない人間がいることも事実です。その結論に至ることは否定しませんが、思考の最初は「優れているのではないか」という所から始めるというだけです。
 そうすれば「馬鹿だからこうしたのだ」と直ぐに結論に至り考察が停止してしまうことを避けられると思うからです。
 また、総合的な能力が低い軍人だとしても全ての分野、全ての行動においてそうとは限らず得意な所がどこかにあることが多いと考えています。

 加えて考察は軍事理論上優れているかどうかのみを重要視し独立して考えます。
如何なる宗教、国家、民族、道徳倫理観、善悪、主義もそれのみでは支持したり評価する対象にはしません。戦争にどのような影響をもたらしたかのみ取り上げます。

↑このページのトップヘ