本覚書はシリア内戦におけるシリア北西域を巡り、2016年1月~2017年2月末まで展開された作戦群の進展について記載します。
(本が出るのを待っているのですがその間に忘れそうなので覚書を残すというのが目的です。全く詳細では無いのでお許しを。疑問点も多く、シリア内戦の外交変遷を追っている人のご意見を伺いたいのですが…)
シリア民主軍(SDF)の2方向からのマンビジ攻勢と西部アル・バーブ攻勢、トルコ軍によるユーフラテスの盾作戦、シリア政府軍の東部アレッポ攻勢が覚書の主要素となります。
これらを複合した進展は極めて奇怪な事象を示しました。
弱体1勢力の特定領域に対し、他3勢力がより多く自領域を奪取するために同時的に軍事侵攻した。しかし外交等の非武力分野による影響もあり他3勢力同士の軍事衝突が極端に抑えられ、結果としてまるで並んで競う軍事侵攻レースのような形態が現出した。
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(本が出るのを待っているのですがその間に忘れそうなので覚書を残すというのが目的です。全く詳細では無いのでお許しを。疑問点も多く、シリア内戦の外交変遷を追っている人のご意見を伺いたいのですが…)
シリア民主軍(SDF)の2方向からのマンビジ攻勢と西部アル・バーブ攻勢、トルコ軍によるユーフラテスの盾作戦、シリア政府軍の東部アレッポ攻勢が覚書の主要素となります。
これらを複合した進展は極めて奇怪な事象を示しました。
事象
弱体1勢力の特定領域に対し、他3勢力がより多く自領域を奪取するために同時的に軍事侵攻した。しかし外交等の非武力分野による影響もあり他3勢力同士の軍事衝突が極端に抑えられ、結果としてまるで並んで競う軍事侵攻レースのような形態が現出した。続きを読む