戦史の探求

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November 2018

 WW2北アフリカ戦役での米軍Sustainmentに関して総評を行った論文について、一部を試訳したものです。思いつきでやっただけで特に読み返すなどしておらず不備があるかと思いますのでご指摘いただけると助かります。
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公開日】1991年5月6日 

論題

 北アフリカ戦役:ロジスティクス査定(The North Africa Campaign : A Logistics Assessment)

著者

 マーク・D・キッチン( Mark D. Kitchen)
遂行組織
 アメリカ陸軍指揮幕僚大学(U.S Army Command and General Staff College)

論文概要

 本研究は北アフリカ戦役におけるロジスティクスの諸作戦について分析する。対象とするのは1942年、北西アフリカへ上陸した連合軍に後続した米国地上部隊支援に関して、ホールセイルとリーテイル *1  領域の準備と実施についてである。本分析は1943年5月のチュニジアでのドイツ軍降伏までを論述する。
 
 この戦役におけるロジスティクス面での試みは現代のエアランドバトル・ドクトリン構想に関して研究される。人材調整、燃料供給、武装化、修理そして輸送の各分野がそれぞれ査定される項目は予測性、統合調整、継続性、反応性即興性といったドクトリン上の必須事項である。

主題用語

トーチ作戦、北アフリカ戦役、北西アフリカ(WW2)、ロジスティクス、維持支援、チュニジア戦役、WW2ロジスティクス

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