ソビエト連邦はWW2で人類史最大の戦争に勝利し、その軍事理論は今なお多くの戦史家を惹きつけています。
 WW1の途上で生まれたソ連軍はその直後からWW2までの間に東アジアから中央アジア、そして東欧と北欧に至るほぼ全域で戦争を行っており、大戦間における戦闘経験は世界で最も多い国の1つとなります。これらの中から軍事理論家やWW2で優れた手腕を発揮する将軍たちはその姿を現して来ました。
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 本記事はWW2の作戦指揮官の最高峰と讃えられることもあるロコソフスキー将軍が参加した1929年の中ソ紛争におけるマンジョウリ・ジャライノール攻勢について記述しようと思います。
 騎兵の活躍した戦いであり、同時にソ連が国産設計した戦車の最初期にあたるT-18戦車の実戦としても知られています。続きを読む